富裕層ビジネス検定という資格
ここ日本においては一般的に富裕層ビジネスと呼ばれるビジネスの歴史はとても浅く、富裕層ビジネスという言葉が市民権を得てからせいぜい干支が一回転したくらいだと思う。それゆえ富裕層ビジネスのプレーヤー自体がまだまだ少ないし、そのビジネスがどのようなビジネスなのかを整理した実際的な知見もまだまだオープン情報になっていないのが現実だろう。やはりこのプレーヤーの絶対数が増えないと産業自体が成熟していかないというのが本音だ。
一方、日本人は資格取得に熱心なことで有名だ。ビジネスマンから主婦にいたるまで自己研鑽の目的で、あるいは、当該分野への事業参入をめざし勉強し、「ある形」=資格を残すということが好きな国民性だ。
この2つの点から、富裕層ビジネス関連の資格を制度化し認知拡大をしていけば、マーケットの広がりやプレーヤーの増加に直接つながるのではないか、と考えた。
ぜひ実践してみてほしい。